設計実績

Design Achievements

これまで多くの企業様のプロジェクトに
携わらせていただきました

旭テック株式会社エア・リキードグローバルE&C
ソリューションズジャパン株式会社
株式会社クレハ
コスモエンジニアリング株式会社株式会社三水コンサルタント株式会社コベルコE&M
株式会社神鋼環境ソリューションニチゴー九州株式会社山九プラントテクノ株式会社

(敬称略 一部抜粋)

分野別の設計実績

お客様と共に配管設計に携わった経験を活かし、最良の設備を作る為に努力しています。

プロジェクト別の実績紹介は、こちらの実績ピックアップを御覧ください。

プラント配管設計

製薬・医薬設備分野

バイオ医薬品、医薬中間体設備、原薬設備等の配管設計、熱応力解析等に対応しています。

技術考慮と実績例

製薬・医薬設備は石油精製や石油化学と異なった設計思想があります。
以下に某社原薬・製剤プラント設計時の注意点等を含めその一例を示します。

  • サニタリー配管は液溜まりを極力少なくする。分岐部からバルブ迄の寸法は、最短で設計する。
    また、勾配を1/100以上設ける。
    *出来るだけ短くするのは、“ 菌 ”の繁殖を抑える為。
  • ダイヤフラム弁は液溜まりを極力少なくする為、軸直方向傾斜が必要。
    *メーカーより“ 傾斜角度 ”を示した資料を受領する。
  • 特殊三方弁は弁内の液溜りが殆どない構造のものを使用する。
    また、特殊三方弁は流れ方向がある為、取り付け方向に注意が必要。

提供技術・支援業務範囲・実績などの詳細は下記資料をご覧ください。 

食品設備分野

食用油、醤油、食用加工油脂等の製造設備の配管設計、構造設計及び熱応力解析等に対応しています。

技術考慮と実績例

食品製造設備は石油精製や石油化学とは異なった設計思想があります。
以下に某社各種食品製造設備設計時の注意点等を含めその一例を示します。

流体特性による注意点、考慮すべき点をお客様に確認

  • 勾配の確認(液溜りをなくす)
  • 洗浄の要領(水、温水、薬液)
  • 廃液処理要領(強制、自然(Head))
  • 配管分岐要領 (Tee、Reducerの使用)
  • 内面処理が必要な配管に対する製作要領
  • 配管形状はコンパクトにする。
  • 弁の使用はバッチ運転が多く自動弁が多く使用されている。
  • プロセスラインの液体はボール弁型、気体はグローブ弁を使用。弁の液溜りを最小にする為にボール弁を使用し、分岐部を最短にする。
  • バッチ運転が多い為、運転停止することが出来るのでメンテナンス用のブロック弁、バイパス弁等は殆どない。

提供技術・支援業務範囲・実績などの詳細は下記資料をご覧ください。 

LNG設備分野

LNGサテライト、LNGタンク廻り、LNG出荷設備等の配管設計、熱応力解析及び耐震性能評価等の設計実績があります。

技術考慮と実績例

熱応力解析及び耐震性能評価に対する一般的に考慮すべき点を下記にピックアップしています。

LNGは液体温度が-160℃の超低温であり熱収縮に対する考慮が不可欠である。

  • 配管の熱収縮とサポート
  • 配管の熱収縮の吸収
  • 配管が持つ自己可撓性
  • エキスパンションループの設置
  • スプリングサポートの使用等により配管の収縮を吸収するが鉛直配管ライン上や機器ノズル直近でサポートを取っている場合、低温下では配管・機器の収縮によりサポート部に押し下げる力が作用する場合もあるので注意する。

提供技術・支援業務範囲・実績などの詳細は下記資料をご覧ください。 

新エネルギー設備分野

ポリシリコン製造設備(太陽光発電用単結晶シリコンウェハーの原料)、廃棄物発電・廃棄物熱利用(ごみ焼却の熱で発電し排熱を有効利用する)、バイオマス燃料製造、地熱発電等の配管設計、構造設計、耐震性能評価、熱応力解析等の設計実績があります。

技術考慮と実績例

廃棄物発電・廃棄物利用(ごみ焼却プラント) の配管設計に関して特筆すべき事項の一例を下記に示します。

  • タービン排気管は大口径管である為、配管ルートを簡単に変更出来ない。また、熱反力がタービン及び復水器及び建屋に与える影響が大きい為、ルート計画及び熱応力解析を最初に行う。
  • 空調・換気ダクトが大きくそのルートが配管ルート計画に与える影響が大きい。
  • ボイラー本体の熱伸びに対する周辺の配管とそのサポートに対し細心の注意を払う。

提供技術・支援業務範囲・実績などの詳細は下記資料をご覧ください。 

製鉄装置分野

  • 原料処理設備:COG脱硫設備関連、CDQ設備関連、集塵設備関連
  • 製鉄設備:熱風炉吹込設備関連、炉体冷却設備関連、酸素弗化設備関連、原料投入設備関連
  • 製鋼設備:酸素吹込装置関連、真空脱ガス設備関連
  • 圧延設備:連鋳設備関連、デスケーリング設備関連

化学装置分野

  • 石油精製:常圧蒸留設備、ガス回収設備、水素化脱硫設備、脱ベンゼン設備
  • 石油化学:VCM/PVC PLANT、EO/EG PLANT、テレフタル酸製造設備、エチレン製造設備、ポリエステル重合設備、ポリスチレン重合設備、BTX PLANT、無水フタル酸製造設備、フェノール/ビスフェノール
  • その他:タール蒸留設備、塩酸回収設備、尿素製造設備、LPG/LNG関連、酸素製造設備

原子力装置分野

  • タンク・貯槽設備関係:使用済樹脂貯蔵タンク、廃液貯蔵タンク、機器ドレンタンク、サンブリングタンク、復水タンク、1次系純水タンク、燃料取替用水タンク、燃料ピットライニング
  • 配管設備関係:液体ヘリウム発生装置、燃料再処理試験設備、廃液中間貯蔵設備、アルコール廃液処理設備、Kr回収技術開発設備、真空排気設備、復水処理設備、蒸発固化設備、雑固体焼却設備、消火設備関連

環境設備分野

  • 配管及び機器類:火力発電設備、地熱発電設備、下水処理設備、ごみ処理設備、し尿処理設備、排煙脱硫設備

その他設計分野

  • 配管・機器・機械類:地域冷暖房設備、レジャー施設、半導体関連設備、自動車関連設備、衛生機器製造設備

プロジェクト別の実績紹介は、こちらの実績ピックアップを御覧ください。

公共工事

上水道設計分野

技術考慮と実績例

配管の損傷や効率低下につながる「不平均力」を抑制するため、以下のような技術配慮を適切に実施しています。

  • 配管設計: 曲がりや分岐が最小限になるような効率的な配管設計の実施
  • 支持・固定: 適切な間隔で支持や固定を行い、管の変位や振動を低減
  • 弁類の選定: 流量制御がスムーズに行えるような弁類を選定し、急激な水圧変動による不平均力の発生を抑制。
  • 緩衝装置: 必要に応じて緩衝装置(例: エアチャンバーや膨張器)を設置し、水圧変動を緩和し、不平均力を低減。
  • コンクリートブロックや脱落防止継手の使用: 不平均力が働く部分に適切な保護策を施し、配管の安定性を確保。

下水道設計分野

技術考慮と実績例

土木建設、機械操作、配管、設計、測量、コンサルタントなど多くの事業者と連携した進行となることをふまえ、安全管理・工期管理・品質管理・コミュニケーション・環境保護などに配慮し、円滑で安全な業務遂行に配慮しています。

水道施設分野

技術考慮と実績例

安定した水の供給や周辺環境への影響考え、以下のような点に配慮しています。

土質調査及び改良:水道施設は地盤に建設されるため、地盤の強度を確保するための土質調査と改良が必要。掘削調査や地中レーダーで調査し、地盤改良技術を用いて安定性を確保。

配水池の検討:水の貯留・配布機能を持ち、急激な需要変動に対応するための重要な施設である配水池。地形や地盤、降雨量、需要変動を考慮し、地盤の強度を確保し、適正な容量や位置の決定、周辺環境への配慮。

プロジェクト別の実績紹介は、こちらの実績ピックアップを御覧ください。